東京の最北端、北区に二郎系ラーメンの最高峰と言っても過言ではない名店があるのをご存知でしょうか。
二郎系好きなら、一瞬でどこのお店か分かってしまうかもしれませんね。
そう、その名も『ラーメン富士丸 神谷本店』である!
今回はそんな東京の二郎系ラーメンの中でも人気の『ラーメン富士丸』を、歴史から魅力まで解説していきます♪
東京の人気店!ラーメン富士丸の長い歴史とは…
実を言うと「ラーメン富士丸」は、もともと「ラーメン二郎 赤羽店(2017年に閉店したお店とは別)」として営業していたんです!
「ラーメン二郎 赤羽店」から独立して「二郎よしぐま」や「まるじろう」、「ラーメン○二郎」などの様々な店名に変更し、今の「ラーメン富士丸」になりました。
今やその店舗数は6店舗にもなり(2023年12月現在)都内のみならず、関東全域にその魅力が広がっています!
また富士丸から派生した二郎系のお店もいくつかあり、二郎ファンの間では「富士丸系」なんて呼ばれ方もされているほど、古くから愛され続けているお店なんです!
ラーメン富士丸の食券やコールの仕方とは?
そんな富士丸は言わずと知れた超人気店で、行列のすごい二郎系の中でも“特に並ぶお店”として有名だから、2時間以上並ぶこともよくある話です…。
だからこそ、せっかく富士丸を楽しむなら余すとこなく最大限堪能してほしい!
そして、二郎系特有のコールに苦手意識を持っている方にも是非一度味わってもらいたい!!
そこで、まずは富士丸で食べていただきたい“必食メニュー”とコールのタイミング・内容をご紹介します!
食券で買うべきメニューはコレ!
富士丸には色々な食券がありますが、最初はどれを買えば良いのか迷ってしまいますよね。
そこで富士丸に8年以上通う筆者のおすすめ食券をご紹介します!
この食券の中から選ぶべきは「ラーメン」「ブタカスあぶら」「生たまご」です!
この3つを購入すれば、それは楽しい“富士丸遊戯”を満喫できること間違いなし◎
普通のラーメン屋と比べると、量がかなり多いので自信のない方は「麺少なめ」か「麺半分」がおすすめ!
詳しい楽しみ方は、後述で解説していきますね♪
コールのタイミングや内容は?
そもそもコールとは、ラーメンにプラスできる無料トッピングのことです。
二郎系が初めての方は緊張しますよね…!(私も最初は緊張しましたし、なんなら今もちょっとだけ緊張します)
富士丸の場合だと「ちょいヤサイ、ちょいアブラ、ニンニク」があり、各々をプラスできたり、不要なら不要な物に対して“なし”と言えばOK!
コールを伝えるタイミングは、『ラーメンが出てくる直前』で、お店の人が「ニンニク入れますか?」と聞いてくれるので、そのタイミングでコールを唱えましょう♪
今回私は、全てプラスしたかったので「ちょいヤサイ、ちょいアブラ、ニンニクお願いします」と伝えました!
東京でもココだけ!富士丸ラーメンだからこその魅力
さてコールを唱えたら、ラーメン着丼!!
富士丸ラーメンの特徴といえば、ワシワシ食感の麺とクタクタ野菜、柔らかく大きな豚、そして甘くてしょっぱ旨い“至高のアブラ”です!
そんなラーメン好きの夢と幸せが詰まった丼から香り立つミストを浴びれば、みんな自然と笑顔になれるはず。
それでは、そのこだわり抜かれた一杯を、実際に堪能して行きましょう!
すでに頂点。アブラとヤサイ
まずはどでかく積み上がったヤサイの上の方を、ちょいアブラと一緒にパクリ!
「はい、最高。」
もう『パクリ、最高。パクリ、最高。』とアブラヤサイを食べる度に、脳内で自動再生される“最高”の声。
正直この空腹の中、一番最初に食らうアブラヤサイを食ってる瞬間が、一番頂点に幸せかもしれません…。
柔らかで絶品なドデカい豚!
そしてお次は、豚を食います!
「はい、昇天しました。」
めちゃめちゃ旨い!!!
こんなにもデカく大きな豚ですが、めっちゃめちゃ柔らかいんです!
そしてそんな豚をおかずに、またヤサイを食うわけです。
最高過ぎますよね、この時間…。
富士丸のこだわり抜かれた麺
とうとう麺と、ご対麺!!!
フワッと香る小麦の香りが、なんとも食欲をそそります!
そしてズズッとすすってしまえば「ああああ!!!!うめええええ!!!!」と誰もが心の中で強くガッツポーズしてしまうはずです!
ちなみにこのワシワシ麺は、神谷本店の2階で毎日手打ちされている自家製麺で、富士丸のこだわりの強さをダイレクトに味わえると言うわけですね…!
これぞ至高『ブタカスあぶら』
そしてここからが本番です。
え、今までのはまだ“伝説の序章”ですよ…?
食券で購入した「ブタカスあぶら」の出番!
この「ブタカスあぶら」に麺を潜らせて、ズズズッと行けば「はい、また昇天」。
もう、旨過ぎるんですよね…。
“旨さの暴力”ですよ、ホント。
「生まれて来て良かったああああ!!!!」
そんな言葉が頭の後ろを勢いよく通過しますね…!
卵にくぐらせても最高!
そんなこんなでシンプルに麺をすすったり、ブタカスあぶらに潜らせてすすったり、丼の麺にブタカスあぶらをちょい乗せしてすすったりと堪能して、終盤戦です!
皆さん「生卵」の食券を購入したのを、お忘れではないでしょうか?
そう、この終盤戦で溶かした生たまごに麺を潜らせて、ブタカスあぶらを乗っけ、“すき焼き風”にしてすすれば「幸せマイルド〜〜〜」って、また違う楽しみ方ができるんです!
この卵アブラ麺に、卓上調味料の七味やゴマ、ラー油を入れても相性バッチリですよ!
東京へ来たらラーメン富士丸で一味違う楽しみを
ここでしか味わえない“富士丸遊戯”を堪能させていただきました!
ただ「一杯のラーメンを食べて終わり」だけでなく、本当にいろんな食べ方が出来て、美味しいはもちろんなのですが“楽しい”と言う感覚になれる、そんなお店です。
写真は吉田マスターと助手の方(2020年撮影)で、いつも気軽に声をかけていただけます。
二郎系って「ピリピリしてて怖い」ってイメージを持たれる方が多いかもしれません。
ですが富士丸は、二郎系でも初心者さんにも優しい店舗なので、ぜひぜひ食べに行ってみてくださいね!
東京で二郎系ラーメンを食べるなら、富士丸で決まり!
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